社会保険労務士の難易度とは?

社会保険労務士は、法律系資格の中でも司法書士や不動産鑑定士に次いで難易度が高い資格です。ここでは、なぜ社会保険労務士は難易度が高い資格なのか、そして試験のレベルについて検証していきます。

【社会保険労務士の難易度が高い理由】
①試験の範囲
社会保険・年金・労務管理のスペシャリストである社会保険労務士。
試験の科目は、労働基準法、労務管理、社会保険、健康保険、厚生年金、国民年金などで、その範囲はとても広く、しかも満遍なく学習しなければ合格できないため、相当の学習時間が必要になります。さらに、試験科目となる法律は、頻繁に法律改正が行われるため、常に最新の法令をしっておかなければなりませんし、試験でも当然、法律改正に関する問題は毎年出題されるのです。

②試験問題
社会保険労務士試験の形式は選択式と択一式があります。2つのうち難関なのが択一式。ひとつひとつの問題と解答文がとても長く、読むだけで大変なうえ、試験時間は限られているので、何度も見返している時間もないのです。
しかも3時間30分と試験時間は長いので、集中力を持続するだけでもキツイと思います。

③合格率
社会保険労務士の合格率は約7%~10%で推移しています。ほぼ10%以下なので、合格者は100人中10人以下ということになります。そのほとんどが試験に向けて何カ月、何年もしっかりと学習をしてきた人ばかりなので、そう考えるとやはり難易度は高いといえますね。
とはいえ、社会保険労務士試験は点数制のため、合格基準点を超えれば合格できる試験です。どんなに受験者数が多くても、どれだけ頭がいい受験者がいても、要は自分の学力が基準以上であれば、合格できるのです。これがまだ救いですよね。

【試験のレベルで判定!難易度別資格ランキング】
SS級(超超難関)
旧司法試験
弁理士
司法書士
不動産鑑定士

S級(超難関)
公認会計士
税理士
国家Ⅰ種

A級(難関)
社会保険労務士
行政書士

B級(普通)
宅建
ファイナンシャルプランナー

SS級は、小さい頃から頭が良くて超有名高校~大学の法学部を成績優秀で卒業した人が目指すレベルなので、一般人にはほど遠い資格といえるでしょう。
そして、社会保険労務士は行政書士を同じA級にしましたが、社会保険労務士は行政書士の約5倍難しいといえるので、ちょうどS級とA級の間と考えてください。A級は、学歴がなくても努力に努力を重ねて、しっかりと学習すれば、なんとか合格できるレベルなので、一般人には手が届く資格ですね。

次のページ >>